女性の膣の位置は、みんな同じように思えて実は違います。
人によって、前にあったり後ろにあったりと、全く異なります。
膣の位置によって、
- 上付き(上つき)
- 下付き(下つき)
という表現方法があります。
上記の2種類は、それぞれセックスでイキやすい体位が異なります。
しかし、自分はどっちのタイプなのか気になる女性は多いです。
本記事では、上付きと下付きについて、判別方法やおすすめの体位などを詳しく解説していきます。
目次
上付きと下付きとは?
膣(マンコ)の位置は、女性によって異なります。
一般的には、膣(マンコ)の位置がお腹側に近いほどが上付きと呼ばれています。
定義としては、肛門とマンコが4cm以上離れていれば上付きマンコとなります。
また、肛門側に近いほど下付きと呼ばれています。
定義としては、肛門とマンコの距離がが4cm未満であれば下付きマンコとなります。
上付きか下付きかでセックスの時の気持ち良い体位が異なります。
自分がどちらのタイプなのかを知ることで、より気持ちの良いセックスをすることが出来ます。
上付きと下付きの違いとは?
上付きとは、膣の入り口がクリトリスに近い状態(おなか側)を指します。
また、下付きとは、膣の入り口が肛門に近い状態(お尻側)を指します。
鏡で見ながら触ってみることで、自分の位置を確認することが出来ます。
膣の位置は、年齢によって変わることがあります。
女性は、加齢によってお尻の筋肉が衰えやすいです。
そのため、膣壁が押し上げられ、膣の入り口が上がってきます。
若い頃に下付きだった女性でも、歳を取ることで上付きになる場合があります。
女性全体で見ると、30代までは下付きが多く、40代以降は上付きが多いと言われています。
また、膣の位置については、個人差があるので、若くても上付きの場合もあります。
一般的な膣の位置
膣の位置は、人それぞれ異なります。
主な膣の位置は、
- 上付きの女性:1割
- 中央付近の中付きの女性:7割
- 下付きの女性:2割
となっています。
一般的には、膣から肛門までの長さは4cmと言われています。
したがって、4センチ以上離れている場合は上付き、4cm以下の場合は下付きというように判断しましょう。
膣の角度やGスポットの位置が異なる
膣が上付きか下付きのどちらでも、子宮の位置はほとんど同じ位置に存在します。
子宮のいつが一緒でも、上付きか下付きかによって、膣から子宮までの角度が変わります。
上付きの場合は、子宮は膣から斜め下に下がったところにあります。
そして、男性器を真っ直ぐに挿入したら、Gスポットを刺激しやすくなっています。
また、下付きの場合は、子宮と膣の入り口の高さに違いがないため、男性器を真っ直ぐ挿入してもGスポットを刺激しにくいです。
しかし、奥の方まで男性器が届くので、挿入感が強くなります。
上付きにおすすめの体位
上付きにおすすめの体位を紹介します。
上付きの女性は、気持ちの良いセックスを楽しむために、ぜひ参考にしてください。
- 正常位
- 対面座位
- 騎乗位
- 側位
正常位
上付きは、足を軽く上げるだけで、膣の入り口が上に向きます。
なので、正常位で男性に足を軽く上げてもらうことで、奥まで挿入することが出来ます。
対面座位
上付きの場合、男性の腰に跨ることで、膣の入り口とペニスの根本が近くなります。
そのため、挿入位置が深く、激しく動いても抜けにくくなります。
騎乗位
男性と女性の体の角度が90度になる騎乗位は、上付きと下付きではあまり変化がありません。
しかし、男性にハグするように体を密着させた騎乗位の場合は、上付きの方が抜けにくくなります。
側位
側位は、上付きの女性でないと難しい体位です。
下付きの場合、なかなか挿入できません。
側位は、体を激しく動かすと抜けやすい体位です。
しかし、上付きの女性の場合は、控えめな動きでも気持ち良くなります。
上付きや下付きを知るメリット
自分の膣が上付きか下付きかを知ることで、様々なメリットがあります。
主なメリットは、以下の通りです。
- セックスを楽しめる
- 挿入位置を調整できる
- マンネリ化の防止
上記のメリットについて、詳しく解説していきます。
セックスを楽しめる
膣の位置によって、感じやすい体位は異なります。
なので、自分が上付きか下付きかを知ることで、気持ちの良いセックスをすることが出来ます。
また、相手に自分に適した体位を伝えることで、よりセックスを楽しむことが出来ます。
挿入位置を調整できる
膣の位置によって、挿入する時の位置が若干変わります。
自分の膣の位置を把握しておくと、挿入しやすい位置を調整することが出来ます。
なので、相手の挿入をスムーズにし、より満足度の高いセックスをすることが出来ます。
マンネリ化の防止
膣の位置を知っておくことで、気持ちの良いセックスをすることが出来ます。
そのため、普段しないような体位でも挑戦しやすくなります。
セックスに変化をつけることは、マンネリ化の防止に繋がります。
上付きと下付きの判別方法
自分が上付きか下付きかを知ることは大切です。
しかし、どのように判別すればいいのか知らない女性は多いです。
そこで、これから上付きと下付きの判別方法について解説します。
ぜひ参考にしてください。
メジャーを使って判別する
膣から肛門までは4cmが一般的です。
なので、上付きか下付きかを判別するには、メジャーで長さを測定することが手っ取り早いです。
メジャーと言っても、金属製のメジャーの場合は、ケガをする恐れがあるので使わないようにしましょう。
4cm以上膣と肛門が離れていれば上付き、4cm以下なら下付きと判断できます。
触って判別する
金属製のメジャーしか無い場合は、指で触って確認することも可能です。
親指と人差し指でメジャーを参考に4cm以上あるかどうかを測定します。
膣の入り口と肛門の間の長さを指で測り、4cm以上あれば上付き、無ければ下付きとなります。
鏡を利用して判別する
メジャーがあっても、自分では確認しにくい場合が多いです。
そんな時は、鏡に映った自分の姿から確認する方法がおすすめです。
服を脱いで鏡の前に立ち、「陰裂」と呼ばれる股の割れ目が見えたら上付き、見えなければ下付きだと言われています。
メジャーで測るよりも簡単なので、すぐに確認したい場合におすすめです。
パンツのクロッチで判別する
パンツを使って判別することが出来ます。
パンツは、分泌物が付きやすい部分の布が2重になっています。
布が2重になっている部分をクロッチと呼びます。
膣がクロッチの上側にあたっている場合は上付き、下側にあたっている場合は下付きと判別できます。
また、クロッチの汚れがどの位置にあるのかでも、判別することが出来ます。
自転車のサドルで判別する
膣の位置によって自転車のサドルに跨った時の間隔が変わります。
マウンテンバイクなどの尖ったサドルの場合、痛く感じる場合は上付きだと言われています。
今までスポーツタイプの自転車に乗ったことがある人は、過去の経験を思い出してみましょう。
気持ちの良い体位から判別する
セックスをした時に、気持ちの良い体位から判別することが出来ます。
様々な体位を試し、気持ち良く感じた体位が上付きと下付きのどちらに適した体位化を調べましょう。
上付きと下付きに適した体位は、後術しています。
ぜひ参考にしてください。
上付き下付きに対する男性の本音
自分が上付きか下付きのどちらかで、男性がどのように思っているのか気になっている女性は多いです。
そこで、上付きや下付きに対して、男性がどのように思っているのか取材しました。
女性が上付きか下付きか見て分かります?
なんとなく分かります。
平均的な位置からあまり離れていない場合は分かりません。
上付きか下付きかで、セックスの気持ち良さは変わりますか?
上付きか下付きかで、挿入しやすさが変わります。
体位によって気持ち良さは変わりますが、気持ちの良い体位をすればいいだけの話です。
男性にとって、上付きと下付きのどちらがいいとかありますか?
特にありません。
人によって特異な体位はあります。
なので、向き不向きはあります。
正直、好みの問題なんで、人それぞれ好き嫌いはあると思います。
上付きと下付きのどちらがセックスしやすいですか?
正常位が好きな男性は多いので、上付きの方がセックスしやすいと感じます。
ですが、明確に差を感じるほどではありません。
なので、上付きか下付きかは、あまり気にする必要はないですよ。
まとめ
上付きと下付きについて解説しました。
上付きや下付きは、人によって様々です。
加齢によって、下付きであっても上付きに変化することもあります。
上付きと下付きでは、それぞれに適した体位は異なります。
なので、自分がどちらのタイプかをしっかり確認して、適した体位でセックスを楽しみましょう。
男性にとっては、どちらのタイプでも特に気にしていません。
そのため、自分に適した体位をあらかじめ知っておき、セックスの前に男性に相談してみましょう。
お互いに楽しいセックスを行うために、体の特徴を知っておくことは大切です。