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そもそも風俗関係・芸能・モデル関係無く路上のスカウト行為は違法
東京都が2007年に『迷惑防止条例』を定めたのをきっかけに路上でのスカウト行為を禁止する条例を定める自治体が増えています。
自治体ごとで多少の違いはありますが、東京都・愛知県(特に名古屋市)・大阪府・福岡県などは風俗店が多く風俗嬢の需要が高いせいか路上で女性をスカウトするスカウトマンがたくさんいます。
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条例で規制しても完全にスカウトマンが消滅することはありませんし、大手芸能プロダクションもスカウト行為を続けています。
実際のところ、東京の渋谷や原宿で芸能事務所にスカウトされて芸能界に入る女優やモデルがたくさんいることもあって、芸能界に憧れる若い女性にとってスカウトされることはひとつの目標でもあります。
風俗やAVの勧誘はだめで、芸能やモデル事務所の勧誘はOKという風になることは絶対にありません。
どちらもれっきとした職業の斡旋(あっせん)なので法律上は同じ扱いになります(違法な風俗店への勧誘などは除く)。
違法風俗店の見分け方の詳しい記事は、以下をご覧ください。
詐欺なのか本当のスカウトなのかの見分け方は難しい
芸能やモデル事務所なら世間的な知名度の高い事務所があり、立派なホームページを運営しているのでちゃんとした勧誘かそうでないかの判断は比較的簡単です。
まず、スカウトしてきた人から受け取った名刺の事務所名でネット検索してください。
事務所がヒットしたらまず、
- 事務所として歴史があるのかどうか
- 知名度の高いモデル・タレントが所属しているかどうか
- 住所、電話番号などが掲載されているかどうか
を調べましょう。
名刺と照らし合わせて一致していたら、事務所に電話かメールして「○○(場所)で○○さん(スカウトしてきた人の名前)にスカウトされたのですが、○○さんに事務所に所属している方でしょうか」と確認してください。
ちゃんと所属しているスカウトマンだという確認がとれたら次は事務所に所属していると記載されているタレントをWikipediaなどで見て下さい。
wikiに記載されている所属事務所と、HP・名刺に書かれている事務所名が一致するかチェックしましょう。
- スカウトマンと事務所
- 所属タレントと事務所
この二つをダブルチェックすることで詐欺かどうかはある程度判断できます。
もちろん一致しなかったら無視するか断るかしましょう。
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他にも、所属するタレントと過去に契約等でトラブルが無かったかなども調べておきましょう。
モデルやTVタレントの勧誘だったのにAV女優やキャバクラに誘導する手口
- TVタレント
- 雑誌モデル
- イベントコンパニオン
- CS・BSモデル
きっかけに使う仕事や職業は様々ですが、「全国放送のテレビに出演できる」「有名ファッション雑誌のモデルになれる」「イベントを華やかにするコンパニオンになれる」などを入り口にして女性を勧誘するスカウトマンもいます。
しかし、これら誰もが憧れるような仕事は女性を口説くきっかけとして利用されるだけです。
悪質なスカウトマンの最初の目的は女性を事務所や喫茶店などに呼び自分の話を聞いてもらうことです。
話を聞く場を設けさえすればあとは様々な手段(仕事が決まるまでの暫定的な仕事として紹介したり、まずは実績を作ってからとはぐらかしたり)を使って、
などの水商売と呼ばれる仕事に送りこもうとします。
このように、結局風俗系のバイトに女性を送ろうとするスカウトマンは水商売のお店としかつながりはありませんので、いくら紹介してくれた仕事で頑張っても芸能界で働くことは難しいです。
ほぼすべてのスカウトに対して言えることですが、「最初と話が違う」と感じたらすぐに断りましょう。
風俗スカウトマンが面接に動向して変な話にもっていこうとする
最初からキャバクラやガールズバーなど、いわゆるカンパイ系のスカウトマンからスカウトされて一緒に面接に行ったとします。
その場で面接官から、
- キャバクラと同じような仕事内容だけどもっと稼げるバイトがある
- キャバクラより楽に稼げる
- 話したりするだけの簡単に稼げる仕事
- 見るだけ、手だけで簡単に稼げる仕事
などのように、当初紹介されたキャバクラやガールズバーとは似ているけど少し違った方向に持っていこうとしている時も注意が必要です。
このようなパターンではセクシーキャバクラやオナクラなど、ライト系風俗店で働かそうとしています。
ライト系とはいっても胸をさわられたり、時には自分も男性の体を触らないといけないのでキャバクラやガールズバーとはまた違った仕事になります。
他にも少し変わったライト系風俗(見学クラブ、出会い喫茶、アダルトグッズモニター、添い寝リフレ、交際クラブ)をすすめられることがあります。
ライト系といっても高時給には必ず理由がありますので、それぞれ仕事内容を絶対に確認してください。
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ライト系からハード系にもっていこうとする誘導方法
キャバクラやガールズバーなどのカンパイ系バイトから、セクキャバやオナクラなどのライト系風俗に誘導する方法を紹介しましたが、次はライトからディープ系です。
セクキャバやオナクラの仕事内容は
- 見るだけ
- 手で触るだけ、手でしごくだけ
- 触られるだけ
と言われるように、性的な接触はあまりありません。
しかし、ディープ系の
- デリヘル
- ピンサロ
- ソープランド
- ファッションヘルス・イメクラ
これらの仕事になればオーラルセックスが基本プレイとしてありますし、ソープランドにいたっては本番行為ありますし、お店次第ではゴム無しでのプレイがあります。
このように段階的に女性の様子を見て紹介する仕事を変えていく方法は風俗スカウトマンの常套(じょうとう)手段です。
まとめると
- モデル系→カンパイ系
- カンパイ系→ライト系
- ライト系→ディープ系
- ディープ系→違法風俗
こんな感じに紹介する仕事が変わっていきます。
もちろんよりディープに、よりハードに進めば特に金銭的なメリットが大きくなりますが、その分リスクも増えていきます。
ディープ系までは国に認められた合法的な風俗店ですが、違法風俗店(未成年が働く援デリや本番サロンと呼ばれる風俗など)で働くと女性も逮捕される恐れがあります。
しかしどんなリスクがあるかをしっかり教えてくれる人はなかなかいませんので、リスク面に関してしっかり説明できないスカウトマンは信頼しない方がいいでしょう。
スカウトマンは女性が稼いでくれれば何でも良いのです。
風俗スカウトがどのような仕組みになっているかは、以下のページで詳しく説明しています。
女性スカウトマンだからと言って気を許すのは危険
ちゃんとした芸能事務所やモデル事務所、風俗系のスカウトマンに関係なく、女性のスカウトマンも存在します。
女性ならではの、
- 女子同士だから乱暴なことは無いと安心してくれる
- 女性しか入れない場所に入ってスカウトすることができる
などのメリットがありますし、スカウトマンは男性しかできないというよりは、女性を勧誘するなら女性スカウトマンの方が向いているといってもいいくらいです。
女性同士なので警戒感が男性と声をかけられたときと比較すると全然違います。
とはいっても、女性同士であることを利用ではなく悪用する人達もいますので、警戒すべきところはしっかりと警戒して男性からスカウトされた時と同じくらいの警戒度で対応してください。
水商売のスカウトサイトの場合は違法店の有無をチェック
風俗系の求人情報サイトは大きくわけると、
- 自分で応募するタイプ
- サイトに会員登録してプロフィール設定してスカウトを待つタイプ
この二つに分かれます。
『自分で応募するタイプ』も『スカウトを待つタイプ』も、まずは違法店の有無をチェックしましょう。
違法店は風俗店に営業許可をとっていないお店のことですが、営業許可の有無を自分で調べることは難しいです。
替わりのチェック方法として、違法店はお店の営業用、つまり男性向けのホームページをほとんど持っていないので、男性向けのホームページの有無で判断することができます。
条件が良くて働きたいと思っても男性向けのホームページが無いお店で働くの止めておきましょう。
ですが、ある程度有名な求人情報サイト(バニラ、いちごナビ、Qプリ、ぴゅあじょなど)では掲載する風俗店の営業許可をチェックしてから求人広告を掲載しているので違法店が掲載されることはありません。
Qプリはスカウト型の求人情報サイトで、サイトに無料会員登録すると登録している風俗店からスカウトしてもらうことができます。(掲載されてる店舗は全て営業届出を提出しているので合法店です)
なので、希望条件を細かく入力したり、PR欄に過去の経験やどうしても条件的に欲しい物があったら入力しておくことが大事になります。
有名サイトに登録してあるお店だからといって100%安心できる訳ではありません。
男性向けのホームページがあったら、女性求人用のサイトと比較して仕事内容や待遇に違いが無いかをチェックして下さい。
「デートだけ」「見られるだけ」などと女性用サイトには書いてあっても、男性向けサイトには「おさわり有り」「オーラルセックスはオプション」などと書いてあることが多々あります。
違法店でなくてもこのような方法を使う風俗店がありますので、面接でしっかり仕事内容を聞くまで気を抜くことはできません。