デリヘルの求人には、「自宅待機OK」と書かれていることがあります。
基本的には、風俗で働いている時の待機方法は、
- 個室待機
- 集団待機
のどちらかになることがほとんどです。
しかし、一部のデリヘル店では、自宅待機を許可している場合があります。
自宅待機は、デリヘルで働いたことが無い女の子にとって馴染みの無い待機方法です。
本記事では、自宅待機のシステムについて詳しく解説していきます。
また、自宅待機のメリットやデメリットについても、あわせて解説していきます。
目次
デリヘルの自宅待機とは?
デリヘルの自宅待機とは、風俗店に出勤することなく、指名が入るまで自宅で待機することです。
店舗を構えないデリヘルならではの待機方法と言えます。
自宅待機をするには、いつでもお店からの呼び出しに対応できるようにしておく必要があります。
呼び出しがあるまでは、自宅で好きなように過ごすことが可能です。
また、いつでも連絡を取れるようにしておくことで、
- ショッピング
- 食事
- ネットカフェ
などで時間を過ごすことも可能です。
しかし、自宅待機をするには、以下のような条件が求めれることが多いです。
- デリヘル事務所から自宅が近い
- いつでも連絡が取れる
- すぐに指定された待ち合わせ場所に集合できる
- 在籍期間
- 時間帯
- 勤怠の善し悪し
したがって、「自宅待機OK」と書かれていても、誰でも自宅待機が出来るという訳ではありません。
例えば、深夜を中心に働く場合は、電車などの交通機関が動いていません。
なので、ドライバーが集合場所まで送迎をしてくれます。
ドライバーの車に乗せてもらうには、待機所や事務所周辺での待機をお願いされる場合がほとんどです。
したがって、自宅が待機所や事務所周辺になければ、自宅待機をすることが難しいです。
また、メインとなる仕事場に30分程度で行ける場所に住んでいる場合に限って、自宅待機が許可される場合が多いです。
仕事先までに時間がかかるようであれば、お客様を待たせることになるため、仕事が来ることはありません。
そして、お店側から連絡が来ても、遅刻を繰り返すような場合は、自宅待機が許可されません。
普段からの勤怠が、自宅待機できるかどうか影響してきます。
自宅待機中の仕事の流れ
デリヘル嬢が自宅待機をしている時の仕事の流れについて解説します。
主な仕事の流れは、以下の通りです。
- お客様から指名が入る
- ドライバーが家まで迎えに来て出勤
- ドライバーが迎えに来て帰宅
上記の仕事の流れについて、それぞれ詳しく解説していきます。
1. お客様から指名が入る
自宅待機は、お店からの連絡が無ければ、自由に自宅で過ごすことが出来ます。
お客様から指名が入ると、お店から連絡があります。
2. ドライバーが家まで迎えに来て出勤
指名が入ると、専属のドライバーが自宅まで迎えにきます。
そして、お客様が待つホテルや自宅などに向かいます。
場合によっては、派遣先や指定された待ち合わせ場所まで自分でいく必要があります。
したがって、自宅待機中はなるべくすぐに家を出れるように準備をしておく必要があります。
自分で出向く時は、お店のスタッフからどこまで行けばいいのか連絡が入ります。
そして、決められた時間までに指定の場所まで向かいましょう。
3. ドライバーが迎えに来て帰宅
お客様と合流してお仕事が終わると、ドライバーが迎えに来てくれます。
そして、自宅まで送ってもらって仕事が終了となります。
もし連続して指名が入っている場合は、そのまま次のお客様との待ち合わせ場所まで送り届けてくれます。
そして、仕事が全て終わってから自宅へ送り届けてもらうことが出来ます。
自宅待機をするメリット
自宅待機をするメリットについて解説します。
待機所ではなく自宅で待つことで、どのようなメリットがあるのか、参考にしてください。
- 出勤する必要がない
- 用事を済ませながら待機が出来る
- マイペースに仕事が出来る
- 休みや早退のスケジュール管理が簡単
出勤する必要がない
自宅待機の一番のメリットは、出勤する必要がないことです。
出勤するためには、満員電車に乗って通勤する場合があります。
なので、満員電車に疲れることはありません。
また、ドライバーが迎えに来てくれるので、楽に働くことが出来ます。
さらに、風俗街に自分で足を運ぶことが無いので、知人や家族に風俗で働いていることがバレにくいです。
身バレが気になる人には、おすすめの待機方法だと言えます。
用事を済ませながら待機が出来る
自宅待機をすることで、指名が入るまでは自宅で自由に過ごすことが出来ます。
自宅で用事がある場合でも、待機時間に用事をこなすことが出来るので、非常に効率が良いです。
また、家庭を持っている女性であれば、家事をしながら仕事を待つことも出来ます。
さらに、在宅で仕事をしながらデリヘル嬢としての仕事もこなすことが可能です。
マイペースに仕事が出来る
風俗嬢として働くと、どうしてもストレスが溜まることがあります。
ストレスの原因として、
- 接客
- 待機時間
の2つが原因となります。
しかし、自宅待機をすることで、待機時間のストレスを感じることはありません。
必要以上に他の人と話すことはなく、自由にリラックスして時間を過ごすことが出来ます。
休みや早退のスケジュール管理が簡単
自宅待機をしていると、
- 休みの連絡
- 早退の連絡
が入れやすいです。
風俗嬢として働いていると、どうしても今日だけは男性と接したくないと思う日が来ます。
事務所待機をしていると、「早退したい」とはなかなか言い出しにくい雰囲気があります。
しかし、自宅待機をしている場合は、電話一本で早退や欠勤をすることが出来るので、スケジュール管理が簡単です。
あまり早退や欠勤を繰り返していると、自宅待機をNGにされる場合があるので注意しましょう。
最悪の場合は、退店させられる可能性もあります。
最近では、駅などで待ち合わせする「待ち合わせ型デリヘル」が増えてきています。
なので、駅近に住んでいる場合は、自宅待機がしやすくなっています。
自宅待機をするデメリット
自宅待機をすることは、メリットだけではなくデメリットも存在します。
しっかりとデメリットについても理解し、自分にはどの方法が適しているか判断しましょう。
- 周りの状況が見えない
- プライベートと仕事の時間がごちゃごちゃになる
- 気軽に外出しにくい
- お店によっては費用が余計にかかる
- 仕事の本数に影響が出る
周りの状況が見えない
自宅待機をしていると、事務所内の様子が分かりません。
どれほど忙しいかなど、全く状況を把握することが出来ません。
自分だけ連絡がないだけで、他の女の子は忙しくしているなど、連絡が来ないと不安になってきます。
また、スタッフに意地悪されているんじゃないかと考え込む女の子も少なくありません。
お店の状況が把握できずに不安になる場合は、お店が指定した待機所などで待機することがおすすめです。
プライベートと仕事の時間がごちゃごちゃになる
自宅で待機していると、どうしても気持ちが仕事モードに切り替わりづらいです。
自宅ではリラックスできても、仕事にのんびりしたまま行くわけにはいきません。
しっかりと仕事モードに切り替えなければ、接客態度が悪くなり、お客様に失礼をすることになります。
クレームが来ると、自宅待機が出来なくなる場合もあります。
気軽に外出しにくい
自宅待機をしていると、いつお店から連絡が来るか分かりません。
したがって、買い物に出かけてもすぐに家に戻らないといけない場合があります。
また、遠出してしまうと家に戻るまでに時間がかかってしまいます。
したがって、外出したとしても、家の近所ですぐに帰ってこれる場所に限られてしまいます。
そして、いつ連絡が来るか分からないので、落ち着いて外出を楽しむことが出来ません。
お店によっては費用が余計にかかる
お店によっては、自宅から仕事場までの交通費が実費となります。
送迎が無くて、自分で派遣場所まで移動しなければいけない場合は、交通費を自腹で払う必要があります。
したがって、それなりの出費が必要となります。
待機所の場合は送迎があっても、自宅の場合は直接自分で向かわなければいけない場合もあります。
交通費を自腹で払う必要があるのかは、事前に面接で確認することがおすすめです。
仕事の本数に影響が出る
指名をしてくれるお客様を抱えている場合は問題ないですが、指名が少ない場合は仕事が回ってこないことがあります。
フリーの場合は、早さを求めている人が多いです。
すぐに合流できることが条件な場合が多いため、時間がかかる自宅待機にはフリーのお客様が回ってきません。
自宅待機で仕事の量が減っている場合は、お店にお客様の動向を聞いてみることがおすすめです。
ほとんどのお客様が速さを求めたフリーを選んでいる場合は、待機所で待機している方が稼げます。
お店の客層を理解して、最適な待機場所を選ぶことが重要です。
まとめ
デリヘルの自宅待機について解説しました。
自由に待機時間を自宅で過ごせるので、ストレスが少なく働くことが出来ます。
しかし、合流までの速さを求めるお客様が多いと、自分に回ってくる仕事が減ってしまうデメリットがあります。
また、仕事とプライベートをしっかりと切り分けることが出来ないと、お客様への対応が雑になってしまいます。
自宅待機をする場合は、待機所で待機している時と変わらないように、常に仕事モードへ切り替えれるようにしておきましょう。